子ども研究者Como     子どもたちのダイアリー

保育歴20年・母歴15年の子育て応援ブログです。

こじこめちゃった!!

スライム作りの続きです。

昨日はスライムの作り方自体と、

その工程も子どもにとってとても楽しいものですよ、

というお話をしました。

 

今日はその追加版です。

 

これは子ども自身が発想したあそび。

いわば子どもから生まれたあそびです。

 

ジャジャーーーン!!

f:id:senderComo:20201027150530j:plain『恐竜とじこめちゃった!』

100均で売っている恐竜の消しゴムを、

スライムの中にくるんでしまったわけです。

「なに?これ」と聞くと

「氷の中と、琥珀の中にとじこめられてるんだよ」と。

なるほど、確かに。

映画などで、古代のものが現代によみがえるときに、

よく出てくるのは、氷の塊だったり琥珀だったりしますものね。

 

なるほど~…と、大人目線ではとても面白い発想だったわけです。
(ちなみに緑はあまり意味がないようです)

 

お次は…

f:id:senderComo:20201027151015j:plain 『ぎゅっぎゅってこうして~…』

f:id:senderComo:20201027151145j:plain 『できた!』←型押しみたいです💦

 

最後は発掘作業かな?

f:id:senderComo:20201027151309j:plain 『出てきた出てきた!』

f:id:senderComo:20201027151347j:plain 『こっちも出ますよ~』

プルプルっとスライムがむける様も気持ちが良いようです。

 

恐竜とお出かけしてから(時間が経って)戻ってみると…

f:id:senderComo:20201027151513j:plain 『あ~くっついちゃってる!』

最後は3つが合体してしまいました(笑)

 

作る工程を楽しみ、感触を楽しみ、他のものを取り入れて楽しみ…。

そして最後のスライム独特のカタチの変化まで。

子どもは興味をもって自分からあそび探しをしていました。

 

子どもの発想って見ていて本当に面白いものですね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。        Como

 

 

「スライム作り」の材料はこちら!

シルバー化成工業所 洗濯のり PVA 750ml×3個

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PVA 750ml×3個

  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
山田薬品 ホウ砂 粉末 袋入り 500g

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【スライム作り】ホウ砂(結晶) P 500g

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  • 発売日: 2007/03/29
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

見た目もきれいな「スライム作り」

子どもが大好きなあそび「スライム」。

口に入れてしまう時期だと、まだ少し難しいかもしれませんが、

2歳くらいになると、本当に大好きです。

触ったりのばしたり、細かくしたり…。

なぜこんなに好きなのでしょうか。

クニャッとした感触が嫌な子もいますが、

作るのはとっても楽しいと、

その工程もまたあそびのひとつです。

 

今日は、

作って楽しい見た目も透き通って綺麗な「スライム作り」を

ご紹介したいと思います。

 

使う材料は、

「洗濯のり」「ホウ砂」と口に入れてしまうと大変なものです。

口に入れないことや、

遊び終わった後に手洗いをきちんとできるかどうかを

はじめるときの目安にしてください。

子どもときちんとお約束することもいいですね。

 

さて

まずはじめに、洗濯のり(透明な液体タイプ)を適量入れます。

f:id:senderComo:20201026215037j:plain 『あまり多くならないように、そーっと…。』

多く入れればたくさんできるし…、という感じで本当に適当な量で大丈夫です。

 

色を入れずに透明で透き通ったスライムも綺麗ですが、

今回は色をつけていきたいと思います。

f:id:senderComo:20201026215310j:plain 『色は青にしようかな~』

絵具で色付けしてもポップな色合いで可愛いですが、

私は透き通る感じが好きなので、いつも食紅水を使っています。

小さなドリンクボトルなどに薄めて作っておくと便利です。

f:id:senderComo:20201026215438j:plain 『黄色も入れちゃおうかな~』 

今回は、緑っぽくしたいと思うので「青」と「黄」を混ぜてみます。

洗濯のりと色水の割合はだいたい2:1くらいかな。

固めにしたい場合は少なめに入れるといいですよ。

f:id:senderComo:20201026220057j:plain 『綺麗に混ぜてみよう!』

洗濯のりと食紅水がまんべんなく混ざるようにしましょう。

 

ちなみに私の場合、用意する色は基本的に「赤」「青」「黄」の三原色。

色を混ぜてほかの色を作るために、基本はこの3色のみで良いと思います。

※なぜ3原色なのか…、は別の機会でお話しますね。

 

さあ、次はホウ砂水を入れていきます。

f:id:senderComo:20201026220254j:plain 『ちょっと緊張するな。少しづつ少しづつ…。』

ポタポタと少しづつ入れていきます。

(ホウ砂10g:水100㎖くらいで醤油さしなどに作っておくと便利です。)

一気に入れてしまうとカチカチになってしまうので、

少しづつ様子をみながら入れていくと良いと思います。

f:id:senderComo:20201026220547j:plain 『お~固まってきたよ。トロトロだね。』

ホウ砂水を入れてかき混ぜると、

あっという間にこのように固まってきます。

f:id:senderComo:20201026220724j:plain 『もう少し入れるよ。』

まだゆるい部分があると思うので、

また少しづつホウ砂水を足しながらまぜていきます。

f:id:senderComo:20201026220859j:plain 『面白い面白い!もっと固まった!!』

f:id:senderComo:20201026220945j:plain 『あと少し入れてみるよ』

f:id:senderComo:20201026221026j:plain 『お!いい感じ!出来たかな?』

ぽてっとした感じに固まったら完成です。

 

f:id:senderComo:20201026221306j:plain 『びろ~ん。のびた~~~』

触り心地も気持ちよい。のびる加減も面白い。

感触は好きなように、水加減で色々と変えられます。

 

f:id:senderComo:20201026221649j:plain 黄色や…

f:id:senderComo:20201026221601j:plain 薄い水色も…

 

固めだったり、柔らか目だったり、

時には手につくようなベタベタ感だったり…。

手作りならではの色々な感触ですが、

それもまた作る工程から、とても楽しいのです。

 

2歳過ぎくらいので子どもでも、大人と一緒なら十分作れます。

お口に入れないことだけは、必ずお約束してそれができるようなら

ぜひ一緒に遊んでみてくださいね。

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。          Como

 

 

「スライム作り」の材料はこちらです!

シルバー化成工業所 洗濯のり PVA 750ml×3個

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PVA 750ml×3個

  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

どのメーカーの洗濯のりでもOKです。

山田薬品 ホウ砂 粉末 袋入り 500g

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【スライム作り】ホウ砂(結晶) P 500g

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ホウ砂もメーカーがあります。

「スライム作り」と書いていなくても大丈夫です。あとはお値段とご相談!

100gなどもありますが、

ホウ砂水は色々な遊びで使えますので、何度も遊ぶには500gがお得です。

ホームメイド 食用色素 赤 5.5g

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  • メディア: 食品&飲料
ホームメイド 食用色素黄 5.5g

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  • メディア: 食品&飲料
食用色素 青 5.5g

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  • メディア: 食品&飲料

透明な透き通るスライム作りには、絵の具より食紅がおすすめです。

小さなペットボトルなどに水で薄めて作ってください。

食紅も色々と出ていますが、発色はこちらの食紅が綺麗です。 

 

不思議な感覚「片栗粉」あそび

小麦粉粘土と並んで、

子どもの感覚・感触のあそびで大人気。

「片栗粉あそび」をご紹介します。

 

ご紹介…というまでもなく、片栗粉の性質をただ取り入れただけ…。

けれど子どもは「気持ちいいね~」「おもしろいね~」と

夢中で遊ぶのです。

 

f:id:senderComo:20201025220128j:plain 『粉を入れるよ~』

今回は小さなペットボトルに、食紅で作った色水も用意しました。

 

f:id:senderComo:20201025220305j:plain 『青い色水入れようかな~』

ヘラで混ぜていきます。

f:id:senderComo:20201025220546j:plain 『お!ちょっと固いぞ。ギシギシする感じ。』

f:id:senderComo:20201025220636j:plain 『赤い色水も入れようかな~』

ゆるくなりすぎないように、少しづつ水を足していきます。

f:id:senderComo:20201025220918j:plain 『面白い模様になった~』

薄めていない食紅を入れるとマーブリング模様になります。

固すぎず、ゆるすぎない微妙な固さになるのがポイントです。

小さい子だと、水の調整は難しいので、

大人がちょうどよい固さで、作ってあげるといいでしょう。

 

f:id:senderComo:20201025221203j:plain 『あ、トロ~っとしてきたよ』

f:id:senderComo:20201025221402j:plain 『おもしろい、おもしろい~!』

さあ、このくらいの固さに仕上がったら、

いよいよ手で感触を確かめてみましょう。

 

f:id:senderComo:20201025221556j:plain 『いくよ~さわるよ~。』

f:id:senderComo:20201025221618j:plain 『あ、指がくいこむよ!』

トロトロしているかと思って触ってみると、なんと片栗粉は固くなるのです。

※大人だったら解っていることなのですが…。

 

f:id:senderComo:20201025222127j:plain 『ぎゅっと握ってみると…』

f:id:senderComo:20201025222229j:plain 『固まった!!』

f:id:senderComo:20201025222327j:plain 『あ、まただんだんとろけてきたよ』

f:id:senderComo:20201025222557j:plain 『また握ったら、手の中で固まってる!!』

 

これは「ダイラタンシー現象」といい

水とでんぷん質が丁度良い割合で混ざり合ったときに起こります。

外からの力が加わることで、粒子間の隙間が小さくなり固体化し、

外からの力がゆるむと粒子間が広がり、また元の液体に戻る現象です。

 

難しいことはさておき、

子どもは本当にこの不思議な現象に目を輝かせ、

何度もその感触を手で確かめて遊びます。

ようするに

ただただ「気持ち良い」し「面白い」のです。

自分の手の力の入れ具合によって変化が生まれ、

そして手の隙間を通ってもとに戻っていく様子…。

これには本当に夢中になります。

 

ついでに色を変えて、

水分すくなめと、指でおせるくらいの固さも作ってみました。

f:id:senderComo:20201025223615j:plain 『水が少しだと、キシキシして変な感じ』

f:id:senderComo:20201025223534j:plain 『水を足して…。あ、さっきより固いね~』

 

色を組み合わせたり変えたりすることで、何度も楽しめますよ。

 

子どもにとって

気持ちの良い感覚を、気が済むまで堪能することは、

リラックス効果とともに

自分自身の感覚の新しい発見にもつながります。

ぜひ、たくさん遊びの中で体験させてあげてください。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうござました。           Como

 

 

 

 

大切な指先、大切な手のひら

「小麦粉粘土」を例にとって、

気持ちの良い感覚あそびをご紹介しましたが、

小さな子どもにとって、指先や手のひらの感覚に

たくさん刺激を受けながら遊ぶということは、

とても大切なことです。

 

小さい赤ちゃんが、

自分の口の中に手を入れている行為も

自然のうちに一生懸命その感覚に刺激を入れて、

何かを感じ取ろうとしているのです。

 

その感じたいという欲求は、

乳児期を経て幼児期になっても続きます。

まだおぼつかない指や手のひらで

子どもたちは、自分自身の感覚や外界の刺激を

たくさんたくさん感じて、

感じ取りたいという欲求や心の安定を満たして、

そして次のステップに進んでいくのです。

 

口の中に指を入れている子…

何かを触っていたい子…

握っていたい子、握られるのが好きな子…

 

みんな「そんな時期」なのです。

何かの刺激を感じていたい「時期」

指先や手のひらから安心を入れていたい「時期」なのです。

 

ですから

いつまでも指しゃぶりが直らない

大きくなったのに眠るときに握るものが取れない

なんて思う親御さんもいるかもしれませんね。

 

そんなときは、

まだその刺激が必要な「時期」だと思ってあげてください。

無理にとったり直したりせず

その子の心に寄り添ってあげてください。

 

別の刺激や安心感で、

自然とその「時期」が終わっていくかもしれません。

 

f:id:senderComo:20201106221632j:plain

 

別の刺激って何だろう…

安心感てどんな風にしたらよいのだろう…

 

ご紹介した「小麦粉粘土」ももちろんですが、

小さな赤ちゃんには

指先を使ったりスキンシップをしながらの「わらべうた」

などもとても良い方法かと思います。

小麦粉粘土以外の感覚、感触あそびとともに

「わらべうた」のご紹介も、またいつかしていきますね。

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。        Como

 

 

 

 

もっとフワフワ粘土作り

家庭でできる粘土作り。


今日は、小麦粉粘土と同じ作り方で、

もっとフワフワの粘土を、簡単に作れる方法をご紹介します。

よくクリームオブターターを入れたり、

塩を入れたり、火にかけたり…。

小麦粉粘土ひとつとっても、様々な作り方や感触があるのですが、

今回はより簡単に

そしてご家庭で、子ども自身が楽しみながら作れる方法のご紹介です。

(他のバリエーションは、また別の機会でお伝えしますね。)

 

f:id:senderComo:20201021204852j:plain 『左が小麦粉、右が片栗粉、あ、色が違うね』

まずは「小麦粉」と「片栗粉」を1:1くらいで入れます。 

f:id:senderComo:20201021205010j:plain 『小麦粉と片栗粉…ちょっと違う感触だね』

2種類の粉をまんべんなく混ぜ合わせます。

粉の色の違い、感触の違いも教えてあげると、子どもは楽しいですよ。

 

f:id:senderComo:20201021210446j:plain 『手首を使ってゆっくりゆっくり…』

水は小麦粉粘土作りと同じように、ゆっくりと少しずつ入れて

丁寧に丁寧にお団子状にこねていきます。

f:id:senderComo:20201021210058j:plain 『ほら、こんなに丸くなったよ』
小麦粉だけの時より、

ボウルからきれいに粉の残りがとれますよ。

さあ、出来上がり!!


どんな違いがあるのかな。

f:id:senderComo:20201021210953j:plain 『つぶしてみよう。どっちがやわらない?』

f:id:senderComo:20201021211135j:plain 『のばしてみよう』

f:id:senderComo:20201021211101j:plain 『あ、片栗粉入れたほうが、よくのびるね!』

 

片栗粉を入れた粘土の方が、よりフワフワで気持ち良いことがわかります。

大人にとっては、こんな単純なことですが、

子どもにとって、手のひらや指先から伝わるこの感触の微妙な違いが、

とってもとっても大切なのです。

 

ただ握っているだけ。

ただ触っているだけ。

ただそれだけで、子どもの末端への刺激として、

とても活躍してくれる手作り粘土。

ぜひ、色々な固さを試して、子どもと楽しんでみてくださいね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。           Como

 

 

 

 

小麦粉(粘土ができるまで)あそび

前回、感覚や感触のあそびで人気のある「小麦粉粘土」のご紹介をしました。

紹介といっても、とても触りだけでしたので、

今日はもっと子どもの世界に入り込んで、

こんな遊び方も「実は子どもは大好きなんですよ」というものをご紹介します。

 

「小麦粉粘土」が出来るまで、の別の感触あそびです。

 

小麦粉粘土自体は多くの保育園や幼稚園、子どもの遊ぶ場所で提供されていますので、

みなさんよくご存じのことと思います。

でも多くは、出来上がった粘土を「はい、どうぞ」と大人から渡されて遊び始める、

というものではないでしょうか。

実は、粘土が出来上がるその工程の中にも、

子どもにとっては、指先や手のひらの感覚をたくさん使って遊ぶ、

という楽しさがたくさんあるのです。

 

先にこう言ってしまっては何ですが、もちろん汚れます(笑)

 

でも、子どもにとってはとっても楽しいのです。

大事な大事な感覚の体験なのです。

シートを広げてでも、汚れても良いお外でもいいので、

ぜひ思い切ってやらせてあげてほしい遊びの一つです。

 

まずは「粉」の感触。

f:id:senderComo:20201019210046j:plain 

f:id:senderComo:20201020211506j:plain 『サラサラ?手が白くなる?ふわふわしてるかな?』

子どもの感じ方は色々です。

 

粉あそびをしたら、次に「水」を少しづつ足していきましょう。

ゆっくり傾けてゆっくり入れる、というのは手首の活動にもつながります。

 f:id:senderComo:20201019210221j:plain 『少しづつだね』

f:id:senderComo:20201019210300j:plain 『あ、ポロポロしてきた!』

 

もう少し水を足すと…

f:id:senderComo:20201019210531j:plain 『あ、やわらかくなってきたよ』

もっと足すと…

f:id:senderComo:20201019210711j:plain 『うわ、べとべとしてきたよ。気持ちが悪い~』

入れすぎると…

f:id:senderComo:20201019210842j:plain 『わぁ、ゆるゆるだぁ。』

 

さあこの手、どうしよう…。

※小さい子だと、このへんで「もう嫌だぁ」と手を洗いたがる子も多いのですが。

幼児になると、この先も楽しむことができます。(見通しが立つと)

 

 「粉」をもう少し足していきましょう。

f:id:senderComo:20201019210937j:plain 『手がモリモリだ。さあ、こねてこねて…』

f:id:senderComo:20201019211031j:plain 『だんだん、ベタベタが取れてきたぞ!』

 

がんばってこねていきます。

f:id:senderComo:20201019211151j:plain 『のばしてみたり…』

f:id:senderComo:20201019211253j:plain 『ぎゅっぎゅ、とこねてみたり…』

f:id:senderComo:20201019211335j:plain 『どれどれ、どんな固さかな?ツンツン』

f:id:senderComo:20201019211439j:plain 『ぐにゃ~っ』

 

ついに完成~!

 

f:id:senderComo:20201019211904j:plain f:id:senderComo:20201019211753j:plain f:id:senderComo:20201019211904j:plain


こんな風に、小麦粉粘土を作る過程の、

粉のサラサラした感じや、水を入れたときのボソボソした感じ、

またベタベタして気持ちが悪い感覚ですらも

子どもは楽しむことができるのです。

また、小麦粉をこねるときの「小麦」の香りをうけて、

「パンみたいなにおいがするね」と嗅覚で感じたりもしているのです。

 

もちろん楽しさというのは、

次の見通しが立たないと続かないこともあるので、

乳児期の小さい子には、

その子の時期や感覚に合わせて遊ばせてあげてくださいね。

 

次回は、簡単な材料でもっとふわふわ~になる粘土をご紹介しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。            Como

 

 

 

 

感覚あそび「気持ちがいいね。」

今日は具体的な子どものあそびのご紹介です。

 

感覚を使った遊びの中で

よく保育園や幼稚園などで用いられるものが

「小麦粉粘土」や「スライム遊び」。

 

どちらも指先や手首を使う活動に移る前には、大切な遊びです。

または年齢が幼児期になっても、

細かい作業や描く活動にあまり集中できない子どもには、

もう一度このような遊びをたくさんやらせてあげるものいいですね。 

 

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ほら、この手を見てください。

小さな手で、一生懸命丸めたり握ったりつぶしたり…。

小麦粉粘土のふわふわした感覚は、

油粘土や紙粘土とはまた異なり、何とも言えず気持ちの良いものです。

また食物なので、小さな子どもにも安心ですね。

(小麦粉アレルギーの場合は使用しないでください)

 

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こちらはスライム遊び。

小麦粉粘土ともまた違う感触。

そして何よりも、トロ~ンと伸びる感覚も楽しいのです。

この材料は少々取り扱いにも気を付けたいので、

少し大きくなってからがいいかもしれませんね。

(お口に入れない時期、お話が聞ける時期になれば大丈夫です。)

 

どちらも、ほぼ家庭にある材料で「手作り」できます。

つまり材料さえあれば「いつでも遊べる」ということです。

 

ぜひ、子どもの夢中になる様子を眺めながら

一緒に遊んでみてくださいね。

次回はより面白い作り方や、その工程での子どもの楽しみ方などもご紹介します。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。         Como